新しくプロジェクトを任されたけれど
はじめてのことだらけで自信なんてないし、困ってる。
そういったようなことはありませんか?
実は、なにを隠そう今この記事を書いている私自身そういうことがたくさんあります。
とにかく自分に自信がないんです。
せっかく新しい企画を思いついても、自信がないから提案できない。
新しい仕事を打診された!チャンス!!
・・・とは思うものの、自信ないしどうしよう。
自信ないですもん。失敗したらどうしようって考えるだけで不安でいっぱいです。
何事に対しても自信がなくて一歩を踏み出すことができないでいるというあなた。
今日は、そんなあなたに向けてセルフコーチングを絡めたお話しをしようと思います。
自信についての問答
「それはなぜ自信がないんですか?」
と聞かれたときに私はこう答えました。
「はじめてだらけだから自信がない」
「やったことないから自信がない」
そうしたら、今度はこう聞かれました。
「ではどうだったら自信が持てるのですか?」
少し考えて私は答えます。
「過去にやったことのある実績のあるものだったら自信が持てる」
- 過去にやったことがあるので成功する可能性が高いので自信がある
- 過去にやったことがないのでできる可能性が低いので自信がない
自信のからくり
あれ?
そうです。気がつきましたか?
「過去にやったことのある実績のあるものだったら自信が持てる」
その過去にやった時の自信はどこに?
有名人でも著名人でもどんなに立派な人であっても、一番最初の一歩ははじめてなんです。
生まれたての赤ちゃんにとっては何もかもがはじめてです。
そんなとき、過去の実績に基づく自信なんてあるわけないですよね。
自分を信じると書いて「自信」です。
それは過去の実績のある自分を信じるというのとは違います。
「過去に経験があるから自信がある」というのでは自分を信じていることにはなりませんよね。
実績と経験を信じているということになります。
本当は「自信」っていうものはいわゆる「根拠のない自信」ではないでしょうか。
過去の実績があろうとなかろうと自分を信じるっていう「根拠のない自信」
確かに自信があるときはうまくいきます。
だからといって、自信がないとうまくいかないわけではありません。
誰だって一番最初ははじめてです。
はじめてのことを自信がない状態でやってみたらうまくいった経験はたくさんあるはずです。
はじめてのことを自信がない状態でやってみたらうまくいって自信がついた。
やっている最中は自信がなかったし持てなかったけれどもやってみたらうまくいったので自信がついた。
そういうことを繰り返して自信の幅は広がっていくのではないでしょうか。
自信なくたっていい
世の中、スピードだといわれています。
とにかく変化が激しい世の中です。
今までやったことのない仕事もたくさん増えてきています。
社内のだれもがやったことのない新しい仕事に携わることになる状況もあるでしょう。
そういう時に 自信=過去の実績 のように考えていると毎回 自信がない状態で仕事を進めていかなければならなくなり苦しいばかりです。
そもそも自信なんてなくたっていいんです。
ただ、素直に自信のない自分を認めて、自身にこう問いかけてみてください。
「はじめてのことをちゃんとやりとげられたのはいつだった?」
「今まで自信がなくてもやりきったことってあったよね?」
今の自分は自信もないし出来ない自分かもしれないけれど、1か月後、3か月後、半年後の自分はどうでしょう。
真摯に取り組んでいれば今よりずっと出来る自分になっているはずです。
そうしたら、その時にはその成長した自分をきちんと認めてあげてください。自分自身を評価してあげてください。
セルフコーチング
「自信ないし、どうしよう」
そういう気持ちから新しい一歩が踏み出せない時には
「自信がなくても自分はうまくやってきた」
と考えてみてください。
自信がある時には「自分には自信があるからうまくいく」と思い
自信がない時には「今は自分には自信がないけれども、過去に自信がなくてもやりとげた経験がある」と自分に言ってあげてください。
自信のない人が自分自身にセルフコーチングとして投げかける問いは
「自信がなくてもやりきることができた経験はいつだった?」です。
さいごに
今回は、私自身に言い聞かせるような記事になってしまいました(笑)
けれども、きっと私のようなあなたはたくさん存在するのではないかと思います。
そんな私を含めたあなたに伝えたいです。
自信なんてあってもなくても本当は関係ないよって。
本当はうまくいくかどうかという事には自信なんて関係ないよって。
そもそも自信なんてあってもなくてもいいんだとちょっと乱暴に書いてみます。
誰でも変化は怖いので、新しい挑戦となると躊躇する気持ちもわかります。
ずっと同じ。安全な道。けもの道を歩いている今の状態。
そのけもの道からいきなり大きく外れるのは怖いかもしれないけれど、ちょっとだけ。
まずは一歩だけ横にずれてみて。大丈夫だったらまた少し。
何事も最初の一歩を踏み出さないことには経験も自信も生まれません。