仕事忙しいですか?モヤモヤしてませんか?毎日楽しいですか?
仕事もやらなくてはいけないものであれば、楽しくやりたいですよね。
そしてそんな忙しい毎日を送りながらも、何かやり残した感じで毎日モヤモヤしてしまうのもイヤですよね。
楽しく仕事をするにはどうするか、モヤモヤをスッキリさせるにはどうするか。
そのヒントとなる本があります。
山崎拓巳著の【1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書】です。
この本は、ものの1時間あれば、隅々まで読めます。
そしてその中に、モヤモヤを解消し楽しく仕事ができそうなヒントが入っています。
著者は、この本の効果をこう書いてます。
1.今やるべきことがはっきりし、目の前のことに没頭できるようになる
2.1日にたくさんのことをこなしながら、一つひとつのことはゆっくり丁寧にできる
3.「やらなきゃいけないこと」が「やりたいこと」に変わる
4.抱えている複数の問題が、どんどんすっきりしていく
5.思いもよらなかったアイディアや解決法が生まれる
そのような効果が期待できます。ではこの本を、少し紹介していきます。
目次
ひとり会議とは
進め方の基本ですが、自分に対して質問をして、課題を解決する行動を導きだします。そしてToDoとしてスケジュールに落としていきます。
そういう会議です。
自問自答していく仕組みですので、セルフコーチングの分類になろうかと思います。
ただセルフコーチングとひとことでいうと、面倒くさそうというイメージがあるのではと思います。
この「ひとり会議」は、面倒な部分をなるべく省き、かなりシンプルにかつ楽しくやれる仕組みとなっています。
では、どういう会議体があるのか、簡単に紹介します。
5つの会議と、1つのデラックス会議
ひとり会議は、パターン別に5つ+1つの合計6つに分けられています。
テーマ会議
一つのテーマに絞って集中して考えます。
このテーマは、どうなればいいのか、どうすればそうなるか、を考え、結果をToDoという形に落とし込みます。
問題対策会議
問題、不安を抜き出します。
どう解決するか(解決をあきらめるのもあり)、優先順位を考えたり解決策を考えたりしていきます。
フリー会議
結論は考えず、頭の中にあるものを何も考えずに出していきます。いわゆるアイディアの源泉となるものです。
スケジュール会議
出てきたToDoやその他約束などを、自分の秘書から告げられるイメージでスケジュールに落としていく会議です。
情報収集会議
雑誌や本などをざっと流し見しながら、気になったものを書いていきます。これもアイディアの源泉となります。
月に一度のひとり会議デラックス
これは5つの会議とは違う別枠ですが、「自分が本当にめざしていることを知る」会議です。
ひとり会議の取り組みと効果
全て、自分が自分に語り掛けるように行うのが特徴です。
質問も、語り掛ける相手である自分に「楽しんでもらえる」ように変化させていきます。
こういう感じです。
「なんで私はダメなんだろう?」
↓
「どうしたら、上手くいくんだろう?」
↓
「どうしたら、簡単に上手くいくんだろう?」
↓
「どうしたら、面白いくらい簡単に、上手くいくんだろう?」
自分への問いかけは、だいたい自分を責めるような問いかけになりがちで、そうなると「やらねばならない!頑張らなければならない!」など意気込みばかりが出てきます。
この本で書かれてあることを実践していけば、楽しく実行する方向(少なくとも自責しない方向)でできることを実感できると思います。
さいごに
ひとり会議は、ちょっと時間を取ればできます。私のオススメは朝活の一環です。毎日ではなくても構いませんが、モヤモヤしてきたり忙しくなってきたら、ぜひ本著をもとに行うことをオススメします。
またこの本は初めの1歩です。この本をきっかけにセルフコーチングやToDo管理といったところの興味が出てきたら、色々やっていくこともいいかと思います。