ポケットに挿していたボールペン。
ペン先が出たままになっていてポケットを汚してしまった！！
なんてことはありませんか？
または、うっかり袖口を汚してしまったなんてこともあるかもしれません。
真っ白なワイシャツやブラウスを汚してしまった時のショックは大きいです。
けれども、ちょっと待って！
「お気に入りのシャツだったのにな。捨てるしかないのか」
なんて、諦めるにはまだ早いです。
本日は、そんなボールペンの汚れを落とす方法をお伝えいたします。
目次
油性ボールペン/マーカーのインク汚れの場合
準備するもの
- 消毒用エタノール もしくは 除光液(プロピレングリコール類含有のもの)
- 汚してもいい布きれ２枚(印刷のないもの) もしくは ティッシュ
- 汚してもいいビニール(印刷のないもの)
落とし方
まずはじめに、用意した消毒用エタノール もしくは 除光液を衣類の裾など目立たないところに少しだけ付けてみて、衣類を痛めたり変色したりしないことをよく確認してください。
床・机を汚さないようにビニールを敷いて、その上で作業をします。
- 衣類の汚れている場所に布きれをあて下向きにしてビニールの上に置きます。
- 消毒用エタノール もしくは 除光液を衣類についた汚れの裏側からすこしづつかけます。
- もう１枚用意していた布きれで上から衣類をたたいて、インク汚れを下の布きれに溶かしだします。
- インク汚れが布きれに出てこなくなるまでこれを何回か繰り返します。
- その後洗濯して完了です。
ジェル・水性ボールペン・水性マーカー・蛍光ペンのインク汚れの場合
準備するもの
- 水
- 石鹸もしくは洗濯石鹸
落とし方
- 汚れている場所に水と石鹸をつけて揉み洗いします。
- 流水ですすいでください。
- 1.と2.の作業をインク汚れがなくなるまで繰り返し行います。
- 最後によくすすいで完了です。
さいごに
インクって本来“落ちない”“消えない”ということを前提に作られているものなので、簡単に落とすことは難しいです。
それでも、できる限りの対処法が本日お伝えした方法になります。
油性ボールペンの染み抜きにはアルコールジェルが扱いやすいのではないでしょうか。
使わなくなった古い歯ブラシがあれば、それを使ってトントンと下の布きれに汚れを溶かし落とす方法も良いかもしれません。
何もしないままお気に入りのシャツを捨ててしまうことにだけはなりませんよう。
根気よく丁寧に染み抜きをしてみてください。
