【体験談】転職に際して「やっておけばよかった」と思った3つのこと

私事ですが、今の仕事に就く前に、2度の転職をしました。ですので現在の勤め先が3社目となります。新卒で入社して3年後、1度目の転職は知人の紹介で採用に、2度目は、ハローワーク経由で応募して決めました。

どちらも大した情報収集や対策もしなかったのですが、思い返すと「やっておけばよかった」と思うことが色々とあります。その中でも、特に大事だと思ったものを3つご紹介します。

履歴書に書ける資格を取得する

転職に際して、必要になるのが「履歴書」です。履歴書には割りと大きく「取得資格の欄」が存在します。転職をするということは、それまでの社会人経験で培った技能や知識があると思います。

そして履歴書では、自分がどういった方面で即戦力になれるかを企業にアピールする必要があります。職務経歴書でも技能や知識について記載することもできますが、「資格」として書くことで、詳しい説明をしなくても、誰にでもわかってもらうことができるという利点があります。

もちろん、自己評価でなく、第三者の評価であるという点も効果大です。

具体的に言うと「パソコンのOffice操作が出来ます」というよりも「MOS(Miscrosoft Office Specialist)検定を持っています」という方が、その人にどれだけの知識があって、どんなことが出来るのかを企業側も判断しやすいですよね。

転職をする際には、今ある自分の技能や知識を「資格」という形に変えてこれからの自分の武器にすることをおススメします。

ハローワークの就職支援サービスを利用する

 

2度目の転職の際には、ハローワークを利用しました。当初ハローワークとは、失業保険の給付を受ける手続きや、求人情報の検索・閲覧をするところと思っていたのですが、実際に行ってみると就職支援に関するさまざまなサービスが提供されていました。職業訓練校への就業支援や、履歴書作成や面接の対策講座、自己分析のシステムなどです。

そのような中、私は早期の就職(6ヶ月以内)を目指す人向けのキャリアカウンセラーによる支援を受けました。定期的にマンツーマンで面談を行い、就業の支援をしてくれるサービスで、無料かつ失業保険受給のための、ポイントも付与されるものでした。

担当のカウンセラーの方との相性がよかったこともあったのか、就業に直接関係することだけでなく、これからの人生設計における考え方やお金の管理などのアドバイスもしていただきました。また、自分では絶対選ばない職種や企業の求人の紹介もあり、新たな視点を持つことができたのは大きな収穫でした。

地域や時期によって提供状況が異なるとは思いますが、ハローワークでは意外とユニークで便利な就職支援サービスが提供されています。インターネットの転職サイトが主流の時代ですが、一度利用されてみてはどうでしょうか。

賃金交渉の心つもりをする

「賃金」「賞与」は、転職の動機となり条件となる最大のポイントで、最大の難所だと思います。

求人情報を探す際に、必ず条件に入れて活動しているのですが、なかなか活動が進展しないと、弱気になり、自分が目標としている額面を下げてしまったりすることもありました。

また、求人情報の賃金の条件欄には「○○円(下限)~○○円(上限)」と書いてあることがあります。この表記を、求職者は「上限」で見てしまうのですが、企業側は「下限」で見ていることが多いようです。「実力や経験に応じて判断」という意図でしょうが、「下限」と評価された場合の交渉の場面を想定しておくことが大切です。

そもそも中途採用の場合は、この「賃金交渉の余地」は大いに活用されるべきですが、なかなか内定が出ない中で、決まりそうになると、安堵感のためか、ついつい交渉を怠ってしまいがちです。

仕事をする上で、賃金はとても大切な要素ですから、交渉をせずに妥協して就職してしまうと、結局また転職を考えることにもなりかねません。

まとめ

前向きな転職の場合も、やむを得ず転職する場合も、自分のターニングポイントの1つには変わりありません。履歴書を書きながら、自分の人生を棚卸しして客観視したり、さまざまな「条件」を眺めながらこれからの人生を設計してみたり・・・

ある意味ちょっとした猶予期間でもある転職期間を上手に過ごして、希望とする仕事に就けるよう頑張りましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

はじめましてshusen(朱泉)です。塾講師、Webサイトの企画・ディレクションなどの仕事がきっかけで、色々な人と出会い、このblogを書かせて頂いています。2016年に結婚しワークライフバランスを模索しながら正社員として働いています。2017年秋☆情報セキュリティマネジメント試験合格!