KAZUNEです。
いつか行きたいなとずっと気になっていたキリンビールの工場見学に参加してきましたので本日はその体験談を書きたいと思います。
目次
キリンの工場見学
見て・ふれて・味わって おいしいワクワク体験を!
キリンの工場見学は日本各地にあるキリンの工場で行われています。
大人だけではなくお子さんにも楽しんでいただけるように様々なイベントが工夫されていますよ。
8月だと夏休み特集で自由研究に役立つ用紙が小学生を対象に配布されていたりしていました。
工場によっては基本的な工場見学とは別に、特別な見学ツアーが設けられている場合もあるようです。
少し前になりますが、夜の工場見学なんていうコースを見かけたこともありました。
※特別ツアーでは有料の場合もあります。
休館日、ツアー開始時間、所要時間など開催される工場により違ってきますのでリンク先よりご確認くださいね。
参加申し込みはWeb上にあるフォームから空席状況を確認しながら申し込めますのでとっても簡単ですよ。
おひとりさまでの参加、指定人数以上での参加など電話で予約する必要がある場合でも、とても対応はよく、すぐに案内していただけました。
キリンビール岡山工場での工場見学ツアー
では、実際に私の参加してきた「一番搾り うまさの秘密体感ツアー」での体験を写真とともにご紹介いたします。
私の参加してきたキリンビール工場見学ツアーは、キリンビール岡山工場「一番搾り うまさの秘密体感ツアー」です。
“一番搾り麦汁と二番絞り麦汁の飲み比べや、麦芽・ホップの体験ができるツアーで五感をフルに使って工場見学をお楽しみください。”とWeb上で説明されていました。
岡山工場 一番搾りうまさの秘密体感ツアー概要
ブルワリーツアーガイドさんがビールの製造工程(仕込み・パッケージング工程など)をわかりやすく案内してくれます。
一番搾り麦汁と二番絞り麦汁の飲み比べもありますよ。
開催日 | 休館日・年末年始を除く全日 【休館日】 月曜日休館(祝日の場合は営業、次の平日が休館)、年末年始休館 |
スタート時間 | 9:30~15:30の間で毎時30分~ (土日祝は毎時00分~、30分~) |
所要時間 | 約70分間(試飲時間含む) |
人数 | 2〜100名(1名の場合でも電話で申し込めばOK) |
参加費 | 無料 |
申込方法 | インターネットでの受付は、3ヶ月前の1日より、見学日前日(休館日の場合は前営業日)の午後3時まで |
注意事項などありますので詳細はサイトからご確認ください。
最寄りの駅はJR万富駅です。
JR岡山駅からだと山陽本線 相生行・姫路行で約25分。そこから徒歩10分ほどでしょうか。
工場見学ツアー受付
車で行った場合、玄関ゲートを通るとき「見学に来ました」と声をかけると受付カードを渡されますのでそれを受付カウンターに渡すことになります。
実はこの工場、見学ではなく中にあるショップでの買い物だけの利用も可能なんです。
その時にも守衛さんに「買い物に来ました」と声をかけるだけで通してもらえます。
駐車場に車を止めると目の前に建物があり、そこから少し奥になったところに受付はあります。
受付を済ませるとツアー開始時間まで待合場所で待機になりますが、すぐ近くにショップがあったり、世界中の栓抜きが展示されていたりと退屈することはありません。
キリン工場見学ツアー開始
ツアーの始まりは映像からでした。
朝いちばんのツアーに参加したので、参加人数少な目です。
ゆっくりした感じでよかったですね。
録画・録音はNGですが、写真はどこで撮ってもOKとのことです。
映像を見た後はビールの主原料となる麦芽とホップを見せていただきました。
ホップ、初めて実物を見ました。進められるまま実際に手に取って半分にちぎってみます。
香りが・・・。なんというか、独特の香り。
精神安定や安眠効果があるんだとか。枕に入れたりするそうですよ。
仕込み工程
いよいよ工場見学です。
こちらでは仕込みが行われております。
発酵させているため発酵熱でガラスに手を当てると温かい!!
キリンビール一番搾りの商品名はご想像通り、一番搾り麦汁しか使っていないからという事でして。
一般的なビールは一番搾り後のもろみにお湯を注いでエキスを搾り出した二番麦汁とブレンドして作られているんだそうです。
そうか、お湯を注いで搾っているから色が薄いのかと納得しました。
二番絞り麦汁と一番搾り麦汁。
どれほど味に違いがあるのか、試飲させてもらいました。
すごく驚きです。
まったく違います。二番絞りもそれなりに甘いのですが、一番はもうとっても甘い!!
そして、味に深みがあります。何も添加されていないという事でしたけれど、あの甘さはどこからくるの?!ていうくらい甘い。
しばらく口に残る甘さでした。
これは、まだ酵母を加える前なのでアルコール度ゼロです。
参加していた小学生たちも試飲できます。
煮沸された麦汁は十分に冷やされ酵母が加わり、貯蔵タンクへ移されます。
この廊下につながる部分。これは貯蔵タンクと同じつくりになっているんだとか。
廊下には発酵過程のもろみがプリントされていたりと楽しいつくりになっています。
すすめキリンちゃん号で敷地内を移動
次は別の場所にあるパッケージング工程を見るために移動です。
敷地内は広いので、工場のラインまではこのバスに乗って移動です。
バスの名前はすすめキリンちゃん号。
乗り降りするステップは低く足の弱い方でも安心です。
神戸から来たと言っていたやんちゃな男の子は「一番前に乗る!!」とおおはしゃぎでした。
パッケージング工程
この場所だけでもかなり広いです。
土日祝日の見学ではラインは止まっているので可能であれば平日の見学をお勧めします。
最後に試飲タイム
20分ほど試飲の時間が最後にあります。
ビール3杯まで試飲することができます。
未成年者やドライバーにはソフトドリンクが用意されています。
こちらも3本まで。
一緒に出していただいた柿の種チーズ味がとってもおいしかったです。
ここで、ビールのオイシイ注ぎ方を教わりました。
三度に分けて注ぐんだそうです。
この時、泡が落ち着くまでの待ち時間がビール好きの人には待てない時間となるんだとか。
そんなときはもうひと缶、別のビールを開けて飲みながら待ちましょう。だそうです(笑)
さいごに
最初から最後まで、スタッフの方々の心遣いというか対応というか。
関心することしきりでした。
小学生の男の子など、やんちゃな盛りですから、大変ですよねぇ。色々と。
けれども、とっても素敵な対応をされるのです。最初から最後までにこやかで大変良い気持ちのまま終了。
売店でのお買い物の時でもお声がけしてくださって。
もう、本当に気持ちよく。
これはもう、見学にこられた方はみんなファンになるんじゃないかなぁと思いますね。
私が単純なだけではないと思います。
子供と一緒に来ていたお父さんも、お孫さんと来ていたおばあちゃんも。
みんなニコニコと最後にはお疲れさまでした気を付けて。なんて声かけあって帰路について本当に気持ちの良いまま帰ることができました。
見習わなきゃなぁと。自分はどうかな、仕事とはいえ、そんな風にいつもニコニコなんてできないなぁと。反省です。
途中飽きさせることなく最後までツアーに熱中してもらうためには気が付いていないところでもたくさんの心遣いや工夫があるんでしょうね。
大人も子供も楽しめる工場見学。
キリンビールの工場に限らず、お近くに気軽に参加できるものがあるようでしたら一度ぜひ参加してみてはいかがですか?
大人になってからの工場見学は子供のころのそれとはまた違った気づきがあると思いますよ。
次は、広島のマツダスタジアム地下にある大州雨水貯留池の見学に行きたいなぁなどと考えている私です。