ライバルに差をつける!入社2年目社員が考えるべき「仕事」と「作業」の違い

5月病からようやく抜け出した6月。

お天気はパッとしない日も多くなってきますが、春から始まった新生活も少しリズムが整ってきた時期ではないでしょうか。後輩の新入社員も会社や業務に慣れてきたころです。

新人時代とは違った仕事ぶりを期待されている社会人2年目のみなさん。今こそ自分の仕事を見つめ、「あいつ出来るな!」と周りに思わせ、ライバルに差をつけてみませんか?

「仕事」と「作業」の違いを明確に説明できますか?

突然ですが、「仕事」と「作業」の違いを明確に説明できますか?ついつい同じような意図や文脈で使ってしまいがちな「仕事」と「作業」という言葉ですが、持っている意味は全然違います。

作業 仕事
・結果のわかっているゴールに向けて、定められた手続きに沿って進めていくこと

・言われた通りのことをこなす

・考えなくてもできること

・誰がやっても同じ結果となる

・果たしたい目的や課題の本質を理解して、結果を生み出すこと、価値を生み出すこと

・自分で考え行動すること

・主体性が必要

・状況をよく見て変化に対応する

ずっと「作業」をしていると、ついつい「仕事」をした気分になっていて、新たな価値を生み出すことが出来ていないことがよくあります。

あなたは普段取り組んでいることは、「作業」ではなく「仕事」になっているでしょうか?下記を例にとって考えてみましょう。

具体例1「来客があるから、お茶の準備をしておいてください」

上司からこんな指示が出たとします。

作業 仕事
 (言われた通り)

・お湯を沸かしてお茶の準備をする

 【来客を出迎える準備をする】

・お茶の準備をする

・応接室を片付け、机の上を拭いておく

・玄関に汚れはないか、きれいに掃除されているか確かめ、できていなかったら掃除をする

上司が指示した「お茶の準備」の背景にあるものは「お客さんを心から出迎えること」となります。背景を理解して、出迎えるための準備を自分で考え行動することで、作業から仕事にステップアップします。

具体例2「商品カタログを持ってきて」

お客さんからこんな依頼があったとします。

作業 仕事
(言われた通り)

・商品カタログを持参する

【商品のPRの機会だと捉える】

・カタログの準備はもちろん

・競合商品との比較表や価格表を準備

・お客さんに説明できるようにしておく

お客さんから依頼されたことを完成させた上で、さらに「これだけでいいのだろうか?」と疑問を持って自分なりの工夫を施すことで、結果を生み出すことにつながり、作業から仕事にステップアップします。

まとめ

事務職、営業職、接客。どの職種においても、「仕事ができる!」と言われる人はいるものです。その人は必ず「作業」でなくて「仕事」をしているはず。上の例にあるような、ほんの小さな心がけや習慣が大きな差となって、ライバルを引き離すこと間違いありません!

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

はじめましてshusen(朱泉)です。塾講師、Webサイトの企画・ディレクションなどの仕事がきっかけで、色々な人と出会い、このblogを書かせて頂いています。2016年に結婚しワークライフバランスを模索しながら正社員として働いています。2017年秋☆情報セキュリティマネジメント試験合格!